1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 国際
  4. 国際総合

韓国大統領の逮捕状請求…18日に令状審査、発付なら長期の拘束可能に

読売新聞 / 2025年1月17日 22時3分

尹大統領=AP

 【ソウル=小池和樹】韓国の尹錫悦ユンソンニョル大統領の戒厳令宣布をめぐり、高位公職者犯罪捜査庁(公捜庁)などでつくる合同捜査本部は17日、内乱などの容疑で尹氏に対して最長20日間拘束できる逮捕状をソウル西部地裁に請求したと発表した。現職大統領に対する逮捕状請求は初めて。

 聯合ニュースは、逮捕状発付の可否を判断する令状審査は、ソウル西部地裁で18日午後2時に行われると伝えた。審査結果は18日か19日に出る見通しという。東亜日報(電子版)は、尹氏は審査に出席せず、弁護団が出席する予定と報じた。尹氏は結果が出るまでの間、ソウル近郊の京畿道キョンギド義王ウィワン市のソウル拘置所にとどまるという。

 令状審査では捜査書類や弁護団などの意見を検討し、犯罪の重大性、証拠隠滅や逃亡の恐れの有無などを検討する。

 尹氏は17日、「少し窮屈ですが、私は拘置所で元気です」とする国民向けメッセージを弁護団を通じて発表した。

 合同捜査本部は15日午前、尹氏に対する拘束令状を執行。尹氏側は公捜庁に内乱罪の捜査権がなく、管轄外のソウル西部地裁に令状を請求したなどと違法性を指摘し、拘束の適切性を判断する「適否審査」をソウル中央地裁に請求したが、同地裁は16日夜、「請求には理由がない」として棄却した。地裁は判断の詳しい理由は明らかにしなかった。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください