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3メガバンク、普通預金金利を0・2%に引き上げ…あおぞら銀は0・35%に

読売新聞 / 2025年1月24日 16時57分

三菱UFJフィナンシャル・グループ本社

 日本銀行が追加利上げを決めたことを受け、三菱UFJ銀行、三井住友銀行、みずほ銀行の3メガバンクは24日、普通預金の金利を3月中に0・1%上げて0・2%にすると発表した。日銀がマイナス金利政策などを終えた昨年3月時点では、3行とも0・001%で、約1年で200倍にまで上昇することになる。いずれも2008年以来、約17年ぶりの水準だ。

 このほか、あおぞら銀行も2月に、ネット口座の普通預金の金利を0・20%から0・35%へ引き上げる。

 また、三菱UFJ銀行と三井住友銀行は24日、企業に短期資金を貸し出す際の基準となる金利「短期プライムレート(短プラ)」を3月中に0・25%引き上げて1・875%にすると発表した。

 短プラは、住宅ローン契約者の7割が利用する変動型金利の指標だ。多くの銀行は短プラに1%程度を上乗せして基準金利を設けた上で、顧客の信用度を踏まえた優遇分を差し引いて最終的な適用金利を算出している。変動型の適用金利は、新規契約者向けが春頃から、既存契約者向けが夏頃から、それぞれ上がる可能性がある。

 日銀の植田和男総裁は24日の記者会見で、「利上げの影響は企業、家計、政府、預金者などに少しずつ及ぶ。どう影響を与えるかを丁寧にみていく」と強調した。

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