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グーグル親会社アルファベット、売上高・最終利益とも四半期で過去最高…AI関連サービスが堅調

読売新聞 / 2025年2月5日 7時41分

グーグル本社=ロイター

 【ニューヨーク=小林泰裕】米IT大手グーグルの親会社アルファベットが4日発表した2024年10~12月期決算は、売上高が前年同期比12%増の964億6900万ドル(約14・9兆円)、最終利益が28%増の265億3600万ドル(約4・1兆円)だった。生成AI(人工知能)関連サービスが堅調で、売上高・最終利益とも四半期として過去最高となった。

 増収増益は7四半期連続。生成AIサービスの提供基盤であるクラウド事業の売上高が30%増の約120億ドルと伸びた。売上高の7割超を占めるオンライン広告事業は11%増の約725億ドルだった。

 昨年5月以降、検索結果をAIが要約する新機能「AIオーバービュー」を米国などで開始し、検索の利用頻度が増加したことが広告収入の増加につながったという。

 サンダー・ピチャイ最高経営責任者(CEO)は4日、「AIの推進によって力強い決算となった」との声明を出した。25年はAI向けデータセンターなどの設備投資に750億ドル(約11・6兆円)を投じ、AI開発をさらに推進する方針も表明した。

 一方、売上高は市場予想を下回り、アルファベット株は4日の時間外取引で一時8%超下落した。

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