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アメリカ、国連人権理事会から再び離脱…トランプ氏が大統領令署名「国連は役割を果たしていない」

読売新聞 / 2025年2月5日 11時44分

3日、米ホワイトハウスの大統領執務室で大統領令の署名に臨むトランプ大統領(中央)=AP

 【ニューヨーク=金子靖志】米国のトランプ大統領は4日、人権侵害を監視する国連人権理事会から再び離脱する大統領令に署名した。パレスチナ自治区ガザなどで人道支援を行う国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)への資金拠出の停止継続も命じた。

 トランプ氏はホワイトハウスで記者団に対し、国連について「大きな期待が寄せられているが、うまく運営されておらず、役割を果たしていない」と批判した。

 米国は第1次トランプ政権時の2018年に、イスラエルに対する「政治的な偏向」や、中国などが理事国に選ばれていることなどを問題視して人権理事会から離脱したほか、UNRWAへの資金拠出を停止した。米国はUNRWAに対する最大の資金拠出国だった。

 国際協調を重視したバイデン前政権は人権理事会に復帰し、UNRWAへの拠出も再開した。しかし、23年10月のイスラム主義組織ハマスによるイスラエルへの奇襲にUNRWAの職員が関与した疑いが浮上し、資金供与を一時停止した。

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