フジテレビＣＭ収入、想定より２３３億円減…昨年４－１２月期の最終利益は２５％増の２４０億円

フジテレビ本社

　フジ・メディア・ホールディングス（ＨＤ）は５日、２０２４年４～１２月期の連結決算を発表した。売上高は０・８％増の４１３２億円、本業のもうけを示す営業利益は１５・１％増の２７１億円、最終利益は２５・１％増の２４０億円だった。

　２５年３月期の業績については、１月３０日に発表した最終利益が前期比７３・６％減の９８億円になるとの見通しを維持した。

　傘下のフジテレビでは今年１月以降、元タレントの中居正広さんの女性トラブルを巡り、ＣＭの差し止めが相次いでいる。通期のテレビＣＭの収入は当初想定より２３３億円少ない１２５２億円となる見通しだ。