1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 経済
  4. 経済

SEC、米上場中国企業の監査強化を要望 新型ウイルス問題で

ロイター / 2020年2月20日 9時5分

2月19日、米証券取引委員会は、4大会計事務所(ビッグ4)に対して、米国上場の中国企業への監査態勢を強化するよう促した。写真は2019年12月、ワシントンで会議に参加するSECのクレイトン委員長(2020年 ロイター/Erin Scott)

[ワシントン 19日 ロイター] - 米証券取引委員会(SEC)は19日、4大会計事務所(ビッグ4)に対して、米国上場の中国企業への監査態勢を強化するよう促した。特に新型コロナウイルスの感染拡大によって事業リスクが増大している点を考慮するよう求めている。

ビッグ4は米上場中国企業合わせて約140社の監査を担当しており、SECが要望しているのは、これらの企業の経営やリスク開示の状況をきっちり監視することだ。また新型ウイルス問題が中国本土と香港の人員移動を制限しているため、監査の質という面でも問題の影響を注視することも求められている。

背景には、米上場中国企業の会計監査を巡るSECと中国政府の長年にわたる確執があり、SEC傘下の上場企業会計監視委員会(PCAOB)は、今もなお米上場中国企業が持つ重要情報にアクセスできない。

新型ウイルスの感染拡大が米上場中国企業にとっても脅威になってきた中で、こうしたPCAOBの対応余地の乏しさについて懸念が強まっている。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください