正午のドルは111円前半、9カ月ぶり高値圏 海外勢が円売り

　２月２０日、正午のドルは前日ＮＹ市場終盤とほぼ変わらずの１１１円前半。写真は都内で２０１１年８月撮影（２０２０年　ロイター／Yuriko Nakao）

［東京　２０日　ロイター］ - 正午のドルは前日ＮＹ市場終盤とほぼ変わらずの１１１円前半。東京市場の高値は１１１．３８円と海外でつけた９カ月ぶり高値には届かなかったものの、１１０円台へ反落することもなく、底堅い動きが続いた。

市場では「新型肺炎リスクをにらんで円を買い込んでいた海外投機筋が、ドル高や日本の投資家のドル買いに押されて、円の売り戻しを迫られている」（外銀）との声が出ていた。