原油先物は下落、新型コロナの影響長期化を懸念
ロイター / 2020年5月20日 10時54分
[ソウル 20日 ロイター] - 原油先物価格は20日、下落している。原油需要に回復の兆しがみられるものの、新型コロナウイルスの景気への影響が長引くとの懸念が相場を圧迫している。
0031GMT(日本時間午前9時31分)時点で、ブレント先物7月限
米WTI先物7月限
原油先物はここ3週間上昇しており、18日には約1カ月ぶりに1バレル=30ドルを突破した。主要産油国が大幅減産に動き、需要に回復の兆しみられることが相場を支援している。
ただ、米連邦準備理事会(FRB)当局者が景気の先行きについて慎重な見方を示したことは、原油価格を下押ししている。
FRBのパウエル議長は19日、州や地方政府による解雇が米景気回復を減速させるとの見方を示した。また、ボストン地区連銀のローゼングレン総裁は、年末になっても失業率は2桁台にとどまる可能性が高いと指摘した。[nL4N2D1439][nL4N2D13W9]
オーストラリア・アンド・ニュージーランド銀行(ANZ)は「新型コロナウイルスによる経済への影響が長引くとの懸念で原油価格は一時の上げを削った」と指摘した。
米石油協会(API)が19日に公表した週間在庫統計によると、15日までの1週間の国内原油在庫は480万バレル減の5億2130万バレルだった。
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