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香港の天安門追悼集会、ろうそく点火呼びかけ 当局が規制延長

ロイター / 2020年5月20日 16時17分

香港当局が新型コロナウイルスを封じ込めるために導入したソーシャルディスタンス(対人距離の確保)の規定を6月4日まで延長したことを受け、毎年同日に天安門事件の犠牲者を追悼する集会を主催している香港市民愛国民主運動支援連合会(支連会)は20日、今年は大規模な集会はできないものの、各地でろうそくに火を灯して追悼の意を表すべきだとの考えを示した。写真は2019年6月、香港のビクトリアパークで撮影(2020年 ロイター/Tyrone Siu)

[香港 20日 ロイター] - 香港当局が新型コロナウイルスを封じ込めるために導入したソーシャルディスタンス(対人距離の確保)の規定を6月4日まで延長したことを受け、毎年同日に天安門事件の犠牲者を追悼する集会を主催している香港市民愛国民主運動支援連合会(支連会)は20日、今年は大規模な集会はできないものの、各地でろうそくに火を灯して追悼の意を表すべきだとの考えを示した。

香港で昨年7月以降、民主化を求める激しい抗議デモが続いていたことから、中国政府はとりわけ今年の追悼集会の成り行きに神経をとがらせていた。

ここ数年、6月4日には数万人の参加者がビクトリア公園に集まり、ろうそくを手に平和な追悼集会を開いていた。

香港当局は19日、公共の場で9人以上が集まることを禁じる規則を少なくとも6月4日まで延長すると発表した。

支連会の李卓人会長はロイターに対し、規則の延長は「政治的弾圧」との見解を示した。

ビクトリア公園での追悼集会開催申請に対して警察からはまだ回答がないが、李氏は「楽観していない」という。

李氏は「プランBが必要だ。1カ所で開催する代わりに、あらゆる場所でやる。強力なろうそくの火を灯して、大虐殺を非難し、1989年の犠牲者の死を悼む」と語った。

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