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ブラジル中銀総裁、利上げ観測けん制 フォワードガイダンス存在せず

ロイター / 2024年8月21日 8時58分

Marcela Ayres

[サンパウロ 20日 ロイター] - ブラジル中央銀行のカンポス・ネト総裁は20日、9月の金融政策委員会(COPOM)に向けたフォワードガイダンスは存在しないと述べ、金利先物市場で高まる利上げ観測をけん制した。BTGパクチュアル主催のイベントで発言した。

総裁は、COPOM委員らのメッセージは直近会合の議事要旨から変わっていないと強調。「国内で一部の指標が改善しており、最近の相場波乱にもかかわらず、外部環境は良い方向に向かっているようだ」というメッセージを再確認した。

総裁は同日付の新聞インタビューで、市場は9月の利上げを織り込んでいるが、民間エコノミストは利上げを予想していないと指摘していた。

20日午後の金利先物市場は総裁の発言に反応し、市場が織り込む9月会合での25ベーシスポイント(bp)利上げの確率は76%と、前日の90%以上から下がった。

総裁は、ブラジルの金利予想は大きく変動しており、政策担当者の務めは「短期的なノイズや相場変動に注目し過ぎず、伝えたいメッセージについて考えることだ」と述べた。

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