北朝鮮の戦争関与に「強い対応を」、ゼレンスキー氏訴え
ロイター / 2024年10月21日 8時41分
10月20日、ウクライナのゼレンスキー大統領(写真)は、北朝鮮がロシアのウクライナ侵攻への関与を強めていることに対し、各国から強い対応を求めると述べた。写真は17日、ベルギー・ブリュッセルで撮影(2024年 ロイター/Yves Herman)
[20日 ロイター] - ウクライナのゼレンスキー大統領は20日、北朝鮮がロシアのウクライナ侵攻への関与を強めていることに対し、各国から強い対応を求めると述べた。
ビデオ演説で、北朝鮮がロシアに装備だけでなく兵士も送っていることを示す十分な衛星画像や動画の証拠があると指摘。「より大きな戦争に向けたこの協力について、目を閉じずに率直に語る国の指導者や代表に感謝する」とした上で、「パートナーから正常かつ誠実で強い対応を期待する」と述べた。
「北朝鮮が近代戦の訓練を受けた後には、不安定さと脅威が著しく増大する恐れがある」とし、「世界が沈黙し、われわれが(イラン製)無人機シャヘドから身を守らねばならないのと同様に、前線で北朝鮮兵士と交戦しなければならない状況になれば、世界の誰の利益にもならず、戦争を長期化させるだけだ」と訴えた。
また、北朝鮮の行動は「事実上、また新たな国が対ウクライナ戦争に参戦」することを意味すると述べた。
オースティン米国防長官は19日、北朝鮮がロシアに部隊を派遣したという報道を確認することはできないが、事実なら懸念される動きだと指摘。北大西洋条約機構(NATO)のルッテ事務総長は17日、現段階で北朝鮮兵の存在を示す証拠はないと述べていた。
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