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日経平均は5日ぶり反落、買い材料乏しい 米株先物にらみ

ロイター / 2020年5月21日 15時55分

 5月21日、東京株式市場で日経平均株価は5日ぶり反落した。東京証券取引所で2018年10月撮影(2020年 ロイター/Issei Kato)

[東京 21日 ロイター] - 東京株式市場で日経平均株価は5日ぶり反落した。前日の米国株が反発した流れを引き継ぎ、上昇して始まった。その後、利益確定売りなどに押されてマイナス圏に沈み後場には2万0500円付近まで下落したが、同水準で下げ渋った。主力企業の決算発表が通過して国内に手掛かり材料が乏しい中、米国株先物の動向をにらみながら方向感を探る動きが続いている。

日経平均は、前日に付けた戻り高値を上回る水準で始まり一時2万0734円91銭まで上値を伸ばしたが、追加の買い材料が見当たらずじりじり上げ幅を縮小した。トランプ米大統領が中国に批判的な内容のコメントをツイッターに投稿し、米中対立の再燃が意識されたことも上値を重くした。

市場では、2万0500円より上の水準では利食い売りが出やすいとの指摘もあった。「企業業績が下向きの中、株価が上向きということに違和感をもつ投資家もいる」(国内証券)という。

TOPIXも5日ぶり反落。東証33業種では、ガラス・土石製品、鉱業、海運などが値上がり率上位に入った。半面、陸運、ゴム製品、水産・農林などが値下がりした。電気・ガス、不動産、食料品などディフェンシブ関連も軟調だった。

個別では、アイロムグループ<2372.T>がストップ高比例配分。20日、子会社のIDファーマ(東京都千代田区)が新型コロナウイルス向けワクチン開発について、国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED)の公募事業に採択されたと発表したことが材料視された。太平洋セメント<5233.T>は大幅高。20日に発表した自社株買いの実施を手掛かりに買いを誘った。

東証1部の騰落数は、値上がり1005銘柄に対し、値下がりが1058銘柄、変わらずが108銘柄だった。

日経平均<.N225>

終値      20552.31 -42.84

寄り付き    20692.59

安値/高値   20503.87─20734.91

TOPIX<.TOPX>

終値       1491.21 -3.48

寄り付き     1499.65

安値/高値    1487.74─1501.43

東証出来高(万株) 114829

東証売買代金(億円) 19230.31

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