米韓と緊密に連携し、発射中止求める＝北朝鮮の人工衛星通告で官房長官

　１１月２１日、松野博一官房長官（写真）は午前の会見で、北朝鮮が人工衛星の発射を通告したことに関し、「米国、韓国などと緊密に連携し、国連安保理決議の順守と発射の中止を求めていく」と語った。写真は都内で２０２１年１０月撮影（２０２３年　ロイター／Kim Kyung-Hoon）

Hitoshi Ishida

［東京　２１日　ロイター］ - 松野博一官房長官は２１日午前の会見で、北朝鮮が人工衛星の発射を通告したことに関し、「米国、韓国などと緊密に連携し、国連安保理決議の順守と発射の中止を求めていく」と語った。

松野官房長官は北朝鮮の通告について、関係省庁会議で対応を確認し、自衛隊も破壊措置命令に基づく所要の態勢を構築しているとしたうえで、「弾道ミサイル技術を使用したいかなる発射も禁止している国連安保理決議に違反するものだ」と指摘。「情報の収集・分析および警戒監視に全力をあげ、今後追加して公表すべき情報を入手した場合には速やかに発表する」と語った。