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トランプ氏、白人至上主義と関連の町で演説 治安対策アピール

ロイター / 2024年8月21日 10時50分

 8月20日、米大統領選の共和党候補、トランプ前大統領はミシガン州ハウエルでイベントを開き、犯罪・治安対策を巡り民主党候補のハリス副大統領を批判した。写真は同日、ウェイン・カウンティ空港に到着し、支持者らに向かって手を上げるトランプ氏(2024年 ロイター/Rena Laverty)

Helen Coster Nathan Layne

[ハウエル(米ミシガン州) 20日 ロイター] - 米大統領選の共和党候補、トランプ前大統領は20日、ミシガン州ハウエルでイベントを開き、犯罪・治安対策を巡り民主党候補のハリス副大統領を批判した。

ハウエルは白人至上主義団体クー・クラックス・クラン(KKK)と歴史的なつながりがある。また、先月には白人至上主義者が集会を開き、十数人が「ハイル・ヒトラー(ヒトラー万歳)」と唱えながら町の中心を行進したほか、地元メディアによると、別のグループは「ヒトラーを愛し、トランプを愛している」と叫んだという。

こうした経緯がある町でのイベント開催をハリス陣営は批判していた。

トランプ氏は警察車両の前で地元の保安官と並んで演説し、大統領選で勝利すれば国境を閉鎖すると改めて表明した。郊外の女性票を取り込む狙いがある。

「郊外の女性はトランプ嫌いだという話をよく聞くが、なぜ私を嫌うのか」と問いかけ、「私は郊外の安全を守っているし、彼らの家のすぐ横に低所得者向け高層住宅が建つのを阻止した。それに不法移民を郊外から遠ざけている」などと述べた。

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