エムポックス、アフリカで近くワクチン接種開始も=CDC
ロイター / 2024年8月21日 11時19分
8月20日、アフリカ連合(AU)の疾病対策センター(CDC)は、コンゴ民主共和国と他のアフリカ諸国で近日中にエムポックス(サル痘)のワクチン接種が開始される可能性があると明らかにした。写真はエムポックスの啓発キャンペーンの様子。コンゴ民主共和国の北キブで19日撮影(2024 ロイター/Arlette Bashizi)
Anait Miridzhanian
[ダカール 20日 ロイター] - アフリカ連合(AU)の疾病対策センター(CDC)は20日、コンゴ民主共和国と他のアフリカ諸国で近日中にエムポックス(サル痘)のワクチン接種が開始される可能性があると明らかにした。
アフリカCDCは、欧州連合(EU)、医薬品会社ババリアン・ノルディック、米国、日本が供与予定のワクチンを配布するため、エムポックス発生国と協力して作業を進めている。
世界保健機関(WHO)は14日、アフリカで新たな変異株が急拡大している事態を受け「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態」を宣言した。
アフリカCDCのジャン・カセヤ事務局長は「まだ接種を開始していない。来週末にはコンゴ民主共和国と他の国々にワクチンが到着し始める」と述べた。
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