1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 国際
  4. 国際総合

ロシア、無人機45機撃墜 モスクワ市長「過去最大級の規模」

ロイター / 2024年8月21日 13時41分

 8月21日、ウクライナは、ロシア各地をドローン(無人機)で攻撃し、ロシア防空部隊が大統領府(クレムリン)の南約38キロの上空で3機、南西部国境のブリャンスク州上空で15機を破壊した。ロシア当局者が明らかにした。写真はモスクワのソビャニン市長。5月、モスクワでの代表撮影(2024 ロイター)

[21日 ロイター] - ロシアの防空部隊は21日、モスクワなどロシア各地でウクライナから飛来したドローン(無人機)45機を同日未明に撃墜したと発表した。

うち11機はモスクワ州上空で撃墜。23機は南西部ブリャンスク州、6機は南西部ベルゴロド州、3機は西部カルーガ州、2機は西部クルスク州の上空で撃墜した。

首都モスクワ市のソビャニン市長は、モスクワが21日にウクライナのドローン攻撃を受けたと表明、モスクワに対するドローン攻撃としては過去最大規模の1つになったとの認識を示した。

ロシアの防空部隊はモスクワ市に向かっていたドローンを破壊。一部のドローンは大統領府(クレムリン)の南38キロに位置するモスクワ州ポドリスク市上空で撃墜された。

ソビャニン氏は現地時間午前4時43分、通信アプリ「テレグラム」への投稿で「国防省の防空部隊が引き続き敵の無人航空機による攻撃の撃退を続けている」とし「ドローンを使ったモスクワに対する攻撃の試みとしては過去最大規模の1つだ。引き続き状況を監視している」と述べた。

現時点で負傷者や被害の報告はないという。

ウクライナはここ数カ月、通常ドローン1─2機でモスクワを攻撃しているが、大きな被害は出ていない。今回の攻撃は少なくとも8機のドローンがモスクワ上空で破壊された2023年5月よりも大規模だったとみられる。

ブリャンスク州の知事は同州への攻撃で死傷者や被害は出ていないと投稿した。

ロシア国営RIA通信はモスクワの南に位置するトゥーラ州の上空で無人機2機が破壊されたと伝えた。

一方、南西部ロストフ州の知事はウクライナが発射したミサイルを防空部隊が同州上空で破壊したと明らかにした。負傷者は報告されていないという。

ウクライナは現時点でコメントしていない。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください