ウクライナ軍、東部戦線での進撃に応戦、ロシア軍に200人超の負傷者

ロイター / 2024年8月22日 6時14分

ウクライナのゼレンスキー大統領（写真）は２１日、同国東部ドネツク州ポクロフスクの戦線でのロシア軍の進撃に備え、軍部隊を増強していると述べた。提供写真。２０２２年４月撮影（２０２４年　ロイター/Ukrainian Presidential Press Service/Handout via REUTERS）

[キーウ２１日ロイター] - ウクライナ軍は２１日、同国東部ドネツク州ポクロフスクの戦線でロシア軍による度重なる攻撃があったことを発表した。一方で、ロシア軍にも損害を与えているとした。

ウクライナ軍参謀本部は声明で、ポクロフスク戦線で４６回の攻撃があったとし、このうち４４回は撃墜したという。また、同地域でロシア軍兵士２３８人が死亡または負傷したと述べた。ウクライナ軍の死傷者数は明らかにされていない。

これに先立ち、ウクライナのゼレンスキー大統領は、同国東部ドネツク州ポクロフスクの戦線でのロシア軍の進撃に備え、軍部隊を増強していると発表。

テレビ演説で、ロシア西部クルスク州に対する越境攻撃は現在も続いており、ウクライナ軍は一部地域を制圧したと述べた。ただ、詳細は明らかにしなかった。

また、ウクライナの同盟国に対し、予定通りにウクライナに弾薬を供給するよう呼びかけた。