トランプ氏、最高裁判事候補25日にも発表 選挙前の承認目指す
ロイター / 2020年9月22日 0時27分
トランプ米大統領は21日、18日に死去したルース・ギンズバーグ最高裁判事の後任を早ければ25日に発表すると明らかにした。ワシントンの米最高裁前で18日撮影(2020年 ロイター/ALEXANDER DRAGO)
[ワシントン 21日 ロイター] - トランプ米大統領は21日、18日に死去したルース・ギンズバーグ最高裁判事の後任を早ければ25日に発表すると明らかにした。大統領選前の最高裁判事人事を巡っては、共和党内からも消極的な声が上がっているものの、トランプ大統領は選挙前に議会での指名承認採決に持ち込みたい考えだ。
トランプ大統領はFOXニュースとのインタビューで、ギンズバーグ氏に敬意を表し、候補の選定は同氏の葬儀が終了するまで待つとしつつも、「4─5人の候補者を真剣に精査しており、25日か26日に発表する」と語った。
さらに、上院での指名承認採決を11月3日の大統領選前に実施すべきと強調。「最終的な採決は選挙前に行われるべきだ。時間は十分にある」とした。
実現すれば、トランプ大統領による最高裁判事の指名は3人目。保守派判事はリベラル派に対し6対3の割合となり、最高裁の保守化が進む。
共和党のマコネル上院院内総務は、後任判事の指名承認手続きを急ぐ構えを示しているが、同党のスーザン・コリンズ、リサ・マカウスキ両上院議員は週末、選挙前の指名承認採決に反対を表明した。
野党民主党の大統領候補であるバイデン前副大統領も前日、大統領選前の最高裁判事人事を「政治的な実力行使」と非難し、上院共和党は大統領選が迫る中で承認手続きを行うべきではないと訴えた。
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