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ガザ停戦、イスラエルの信用改善に寄与の可能性=主要格付け機関

ロイター / 2025年1月22日 5時42分

イスラエルとイスラム組織ハマスのパレスチナ自治区ガザを巡る停戦合意を受け、イスラエルの財政リスクは緩和され、同国の信用格付けが改善する可能性がある。写真は20日、ドローンから撮影したガザ地区(2025年 ロイター/Mahmoud Al-Basos)

Steven Scheer Rodrigo Campos

[エルサレム 21日 ロイター] - イスラエルとイスラム組織ハマスのパレスチナ自治区ガザを巡る停戦合意を受け、イスラエルの財政リスクは緩和され、同国の信用格付けが改善する可能性がある。主要格付け機関が21日、明らかにした。

格付け会社フィッチは、停戦が順守されればイスラエルは2025年に期待を上回る財政・経済パフォーマンスを上げる公算が大きいと指摘。ムーディーズは、停戦合意により、紅海経由の船舶輸送を巡る混乱によるエネルギー価格や世界のサプライチェーン(供給網)への波及効果が生じるリスクが軽減されるとした。

また、フィッチとS&Pグローバルは、イスラエルの「ネガティブ」な格付け見通しには今後のエスカレーションリスクが織り込まれており、停戦が維持されれば信用見通しが変わる可能性があると示唆した。

ムーディーズは昨年9月、レバノンに拠点を置く親イラン武装組織ヒズボラとの紛争拡大を理由に、イスラエルの格付けを「A2」から「Baa1」へ2段階引き下げ、見通しは「ネガティブ」に据え置いた。

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