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中国配車・滴滴が黒字転換、1億9600万ドル超の利益

ロイター / 2024年8月22日 11時31分

 8月21日、中国の配車サービス大手、滴滴出行(ディディ・グローバル)が21日発表した2024年第2・四半期(4─6月)決算の純損益は14億元(1億9624万ドル)の黒字に転換した。写真は虫眼鏡を通してみえる同社のロゴ。北京で2021年7月撮影(2024 ロイター/Florence Lo)

Casey Hall Liam Mo

[上海 21日 ロイター] - 中国の配車サービス大手、滴滴出行(ディディ・グローバル)が21日発表した2024年第2・四半期(4─6月)決算の純損益は14億元(1億9624万ドル)の黒字に転換した。前年同期はインターネット規制当局の罰金措置などが業績に響いて3億元の赤字を計上したが、足元では立て直しが進んでいることを示した。

売上高は4.1%増の509億元だった。

同社は、中国国家インターネット情報弁公室(CAC)が新規の顧客獲得を禁止し、国内アプリストアから大量のアプリが削除されたが、23年初めにアプリ規制が解除された。

この問題は、同社が21年に国内関連当局の承認を受けずに米国での新規株式公開(IPO)を進めたことが要因。CACは22年、データ安全法違反などで同社に12億ドルの罰金を科した。

同社の地域別売上高の大半は中国。ただ、ブラジルとメキシコでも積極的に事業を展開しており、交通運輸省のデータによると、24年6月の配車注文数は全体で前年同月比27.3%増の9億7100万に達した。

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