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午前の日経平均は反発、米株高や円安基調を好感

ロイター / 2024年8月22日 12時16分

 8月22日、午前の東京株式市場で日経平均は、前営業日比239円05銭高の3万8190円85銭と、反発した。写真は都内にある東京証券取引所で2011年3月撮影(2024 ロイター/Toru Hanai )

Mayu Sakoda

[東京 22日 ロイター] - 午前の東京株式市場で日経平均は、前営業日比239円05銭高の3万8190円85銭と、反発した。前日の米国株高のほか、ドル/円が朝方から円安傾向に推移したことが主力株を押し上げ、一時400円超高となった。前場終盤にかけて上げ幅を縮小した。

日経平均は81円高と小幅高で寄り付いた後はマイナス圏でしばらくもみ合ったが、ドルが朝方の144円後半から145円半ばに上昇すると上げ基調に転じ、456円高の3万8408円19銭まで上昇した。買い一巡後は、ドル高が一服したたため上げ幅を縮小した。

あすは米国でパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の経済シンポジウム「ジャクソンホール会議」での講演、国内で植田和男日銀総裁の閉会中審査での発言をそれぞれ控えている。注目イベント前に、目先の利益を確定する動きも広がりやすかった。

T&Dアセットマネジメントの浪岡宏チーフストラテジストは「月初の暴落からの反発トレンドが継続し、株価を押し上げている」とみており、上昇傾向ではあるものの明確な買い材料は少ないことから、「とらえどころが難しい。物色動向の変化にも注意すべき」と指摘した。

東証株価指数(TOPIX)は0.08%高の2666.92ポイントで午前の取引を終了した。東証プライム市場の売買代金は1兆8503億6700万円。東証33業種では、値上がりは医薬品、石油・石炭製品、化学など18業種、値下がりは証券、ゴム製品、輸送用機器など15業種だった。日米の金利低下を受けて、金融株は総じてさえなかった。

主力株は、指数寄与度の大きいファーストリテイリング、アドバンテスト、中外製薬、信越化学工業が日経平均を押し上げた一方、トヨタ自動車、東京エレクトロンはさえなかった。

東証プライム市場の騰落数は、値上がりが916銘柄(55%)、値下がりは671銘柄(40%)、変わらずは58銘柄(3%)だった。

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