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南アCPI、7月は前年比+4.6%に鈍化 9月利下げ観測高まる

ロイター / 2024年8月22日 14時23分

Tannur Anders Bhargav Acharya

[ヨハネスブルク 21日 ロイター] - 南アフリカ統計局が21日発表した7月の消費者物価指数(CPI)上昇率は前年同月比4.6%と、前月の5.1%から鈍化した。

アナリスト予想の4.9%を下回る3年ぶりの低水準となり、南アフリカ準備銀行(中央銀行)が目指す水準に近づいたことから、来月に利下げを開始するとの観測が高まっている。

中銀は7月の会合で、インフレ率が主に食品と燃料費の下落により今後数四半期で4.5%を下回ると予想していた。

7月は食品とノンアルコール飲料の上昇率が6月の4.6%から4.5%に鈍化。燃料は同7.6%から4.5%に鈍化した。また、食品・燃料価格を除くコアCPI上昇率は同4.5%から4.3%に鈍化した。

中銀はインフレ率について、目標レンジ(3─6%)の中間値となる4.5%前後が望ましいとしているが、2021年半ば以降その水準を上回っている。

独立系エコノミスト、エリゼ・クルーガー氏は「利下げしない口実が明らかに尽きており、中銀は大幅利下げを検討せざるを得なくなるかもしれない」と述べた。

また、キャピタル・エコノミクスのアフリカエコノミスト、デービッド・オモジョモロ氏は、今回の指標が9月の利下げを「決定付けた」とし、インフレ率は年末までに4%を下回る可能性があると話した。

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