失業率動向注視、データ次第で利下げ=カンザスシティー連銀総裁
ロイター / 2024年8月22日 22時41分
米カンザスシティー地区連銀のシュミッド総裁は22日、失業率上昇の背後にある動向を精査しており、9月の利下げを支持するかどうかはデータ次第との見方を示した。昨年8月撮影。(2024年 ロイター/Ann Saphir/File Photo)
[22日 ロイター] - 米カンザスシティー地区連銀のシュミッド総裁は22日、失業率上昇の背後にある動向を精査しており、9月の利下げを支持するかどうかはデータ次第との見方を示した。
同連銀が主催する経済シンポジウム「ジャクソンホール会議」の開幕を控え、CNBCのインタビューで総裁は、9月の次回会合までに一定のデータが揃うと指摘。
失業率を厳しく見る必要があるとし、「今後の動向はデータに委ねるつもりだ。(インフレ率が)2%になる前に行動したいという一部の同僚に同意するが、2%への持続可能性は非常に重要だ」と述べた。
また、FRBのバランスシートについて、現在よりも一段と速いペースで縮小させる余地があるとの考えを示した。
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