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米9月利下げを支持、緩やかかつ計画的に=フィラデルフィア連銀総裁

ロイター / 2024年8月23日 3時1分

米フィラデルフィア地区連銀のハーカー総裁は22日、経済指標が予想通りとなれば、9月の利下げを支持するという見解を示した。2013年7月撮影(2024年 ロイター/Jonathan Ernst)

[ニューヨーク 22日 ロイター] - 米フィラデルフィア地区連銀のハーカー総裁は22日、経済指標が予想通りとなれば、9月の利下げを支持するという見解を示した。

ハーカー総裁はロイターに対し、9月の米連邦公開市場委員会(FOMC)までに得られるデータに「サプライズがない限り、私見では、(利下げ)プロセスを開始する必要がある」と語った。

さらに、1回ごとの利下げ幅よりも、全体的な利下げ幅がどう展開するかが重要と指摘。自身の企業筋は予測可能な行動を求めているとし、「緩やかかつ計画的なアプローチでの利下げが正しい方法」という認識を示した。

雇用市場の状況については、軟化しているのは明らかとしつつも、正常化の過程にあると指摘。失業率は「5%を下回る水準でピークを迎えるというのがわれわれの予想」とし、昨年初めの3.4%から4.3%に上昇していることについてはさほど重要視しない考えを示した。

インフレの後退を利下げを支持する理由として指摘しながらも、FRBの目標である2%に回帰するにはまだ時間がかかることも認め、「間違いなくその方向に向かっているが、おそらく少なくともあと1年以上はかかるだろう」と述べた。

金融緩和見通しは低迷する住宅部門の活性化に有益としたほか、住宅市場の活動が回復すれば、物価上昇圧力の主因となっている住居費の上昇も鈍化する見通しとした。

また、商業用不動産部門のリスクを引き続き注視しているものの、足元、金融部門への広範な脅威となるとは考えていないと述べた。

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