米の「二重基準」を否定、国務長官 イスラエルの人権侵害疑惑巡り
ロイター / 2024年4月23日 6時3分
ブリンケン米国務長官は22日、イスラエル軍によるパレスチナ地区ガザでの人権侵害疑惑について、米国法に違反しているかどうかを断定する上で米政府が「ダブルスタンダード(二重基準)」を用いているという主張を否定した。2023年8月撮影(2024年 ロイター/Eduardo Munoz)
[ワシントン 22日 ロイター] - ブリンケン米国務長官は22日、イスラエル軍によるパレスチナ地区ガザでの人権侵害疑惑について、米国法に違反しているかどうかを断定する上で米政府が「ダブルスタンダード(二重基準)」を用いているという主張を否定した。
疑惑の調査は進行中としたものの、調査後に最終的な評価が出されるかについては明確にしなかった。
ブリンケン長官は、国務省の年次人権報告書発表の記者会見で、「米国が二重基準を用いているかという質問に対する答えはノーだ」と言明。「われわれは人権と世界中の人権状況を見極める際、同じ基準を適用している。その国が敵国、競争国、友人、同盟国であれ、その方針は変わらない」と強調した。
昨年10月7日に起きたイスラム組織ハマスのイスラエル奇襲を受け、イスラエル軍はガザで軍事行動を開始。ガザ保健当局によると、これまでに約3万4000人が犠牲となった。
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