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ロシア、国内の米資産を損失補償に充当へ 凍結資産没収に対応

ロイター / 2024年5月24日 2時8分

ロシアのプーチン大統領は23日、米国内で凍結されたロシア資産が没収された場合に被る損失を補償する手続きを定めた大統領令に署名した。5月撮影。提供写真(2024年 ロイター/Sputnik/Aleksey Babushkin/Kremlin via REUTERS)

[モスクワ 23日 ロイター] - ロシアのプーチン大統領は23日、米国内で凍結されたロシア資産が差し押さえられた場合、米企業などがロシア国内に保有する資産を損失の補償に充てる手続きを定めた大統領令に署名した。

大統領令によると、ロシア連邦、または中央銀行は国内の裁判所に対し、ロシア資産が不当に差し押さえられたかを判断し、損失の補償を要請することができる。要請を受け裁判所は、補償金の移転を命じるという。

対象になる可能性のあるロシア国内の米資産として、有価証券やロシア企業の株式、不動産、動産、財産権などを挙げている。

大統領令はまた「米国のコントロール下にある人物」の資産も対象になる可能性があるとしているが、具体的な定義は明確に記されていない。

メドベージェフ前大統領は先月、ロシアが保有する米国の国有財産は規模が小さいとした上で、ロシアの対応は個人資産に重点を置いたものになるとの見方を示していた。

米国は、米国の銀行に預けられているロシア資産を差し押さえ、ウクライナに振り向けることを可能にする法案を可決。ロシアはこうした措置は違法だと繰り返し主張している。

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