カタール首相がイラン訪問へ、二国間・地域問題協議＝タスニム通信

　８月２２日、イランのタスニム通信は、カタールのムハンマド首相兼外相（写真）が数日中にイランを訪問すると伝えた。写真は６月、ドーハで代表撮影（２０２４年　ロイター）

[ドバイ ２２日 ロイター] - イランのタスニム通信は２２日、カタールのムハンマド首相兼外相が数日中にイランを訪問すると伝えた。

アラグチ外相を含むイラン政府高官と二国間問題や重要な地域問題について協議する予定という。

カタールはエジプト、米国とともに、パレスチナ自治区ガザでのイスラエルとイスラム組織ハマスの停戦に向けた仲介役を担っている。

ブリンケン米国務長官は２０日、イスラエル、エジプト、カタールの中東３カ国歴訪を終えた。ガザ停戦に向け米国が示した新たな合意案の成立に奔走したが、実現には至っていない。

イランは首都テヘランで７月３１日にハマスの指導者ハニヤ氏が殺害されたことを受け、イスラエルに報復すると表明している。

イスラエルは同氏を殺害したかどうかについて肯定も否定もしていない。