FRB現行政策「極めて制約的」、経済に合致せず=シカゴ連銀総裁
ロイター / 2024年8月24日 5時20分
米シカゴ地区連銀のグールズビー総裁(写真)は23日、連邦準備理事会(FRB)の利下げを明確に求める準備はできていないものの、金融政策はかなり引き締まっており、現在の経済状況にそぐわないとの見解を示した。2022年11月撮影(2024年 ロイター/Brendan McDermid)
Michael S. Derby
[23日 ロイター] - 米シカゴ地区連銀のグールズビー総裁は23日、連邦準備理事会(FRB)の金融政策は極めて制約的で、現在の経済情勢にもはや合致していないとの考えを示した。ただ、今後の金融政策について具体的な指針は示さなかった。
グールズビー氏はCNBCのインタビューで、現在のような制約的な金利水準は過熱した経済を「冷却」するためだけに必要なものと指摘。経済は現在は「過熱した状態にはない」と語り、利下げを支持する可能性が高いことを示唆した。
その上で、インフレ率はFRBが目標とする2%に戻りつつあるのと同時に、「ほぼすべての尺度」で労働市場が冷え込んでいることが示されているとし、労働市場の一部では「警告灯」が灯っていると述べた。
グールズビー氏はその後、ブルームバーグテレビのインタビューに対し、「利下げのペースのほか、どこまで金利を引き下げるかは、経済情勢次第になる」と言及。重要なのは長期的な政策の方向性との考えを示し、利下げ幅が0.25%ポイントになるか、0.50%ポイントになるか「大論争をするのは意味がない」と語った。
また、金利見通しに関するパウエルFRB議長の発言は「かなり決定的なもの」との見方を示した。
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