ウクライナのNATO加盟、同盟国説得が必須=ゼレンスキー氏
ロイター / 2024年12月23日 11時4分
ウクライナのゼレンスキー大統領は22日、同国の北大西洋条約機構(NATO)加盟は実現可能だが、そのためには同盟国を説得する必要があると語った。写真は12月19日、ベルギーのブリュッセルで撮影(2024年 ロイター/Johanna Geron)
[キーウ 22日 ロイター] - ウクライナのゼレンスキー大統領は22日、同国の北大西洋条約機構(NATO)加盟は実現可能だが、そのためには同盟国を説得する必要があると語った。
ウクライナはNATOに対し、同国の加盟を繰り返し求めてきた。NATOは、ウクライナはいつか加盟国になると表明しているが、具体的な時期を決めたり、加盟に向けた正式招待をしていない。
一方でロシアは、ウクライナがNATOに加盟する計画を、2022年のウクライナ侵攻を正当化する主な理由の一つとして挙げている。ウクライナはNATOの相互防衛協定への加盟、あるいは同等の安全保障は、ロシアが再びウクライナを攻撃しないようにするための和平計画に極めて重要だと主張している。
ゼレンスキー氏は22日の外交官との会合で「ウクライナのNATO加盟招待と加盟は、政治的決定でしかありえないことをわれわれは理解している」と発言。ウクライナのNATO加盟は実現可能だが、それはウクライナが必要な全てのレベルでこの決定のために尽くす場合にのみ可能だとした。
同氏はまた、ウクライナがNATOに何をもたらせるのか、ウクライナのNATO加盟がどのように世界の秩序を安定させるのかを同盟国に説明する必要があると述べた。
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