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関係通貨当局と緊密に意思疎通、行き過ぎた動きには適切に対応=鈴木財務相

ロイター / 2024年4月23日 10時37分

 4月23日、鈴木俊一財務相は、1ドル=155円に近づく為替の円安について「関係通貨当局と緊密に意思疎通を図りつつ、為替相場における行き過ぎた動きに対しては適切な対応を取っていく」と述べた。同日午前の閣議後会見で語った。ワシントンで2023年4月撮影(2024年 ロイター/Elizabeth Frantz)

Takaya Yamaguchi

[東京 23日 ロイター] - 鈴木俊一財務相は23日、1ドル=155円に近づく為替の円安について「関係通貨当局と緊密に意思疎通を図りつつ、為替相場における行き過ぎた動きに対しては適切な対応を取っていく」と述べた。同日午前の閣議後会見で語った。

先週の訪米時に「日米、日米韓などの枠組みで緊密な意思疎通を行うことができた」と改めて説明。特に初の日米韓財務相会合で、円安とウォン安に対する日韓の深刻な懸念を認識していると共同声明に盛り込んだこと、既存の20カ国(G20)のコミットメントに沿って為替市場について緊密に協議することで合意したことは「大きな成果と考えている」と述べた。

主要7カ国(G7)の声明でも「日本の主張を踏まえて為替レートの過度な変動は望ましくないことを含む、従前のコミットメントを再確認した」とし、こうした合意に沿って過度な動きには適切に対応する考えを示した。

過度な変動に対しては「あらゆるオプションを排除せずに適切に対応する従来の方針は堅持して、しっかりと市場の動向をみている」と語った。

近く開催されるアジア開発銀行(ADB)年次総会には「出席する方向で調整している」ことを明らかにした。想定される地域経済、金融情勢、アジア地域の金融協力の取り組みなどの議論を通じ、「世界経済の安定にしっかりと貢献していきたい」と述べた。

年次総会に合わせ、日中韓財務相会合に加え、ASEAN(東南アジア諸国連合)も含む財務相会合を開催することが慣例となっている。

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