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アジア、昨年は気候関連災害で世界で最も大きな被害=報告書

ロイター / 2024年4月23日 16時4分

 4月23日 国連の専門機関、世界気象機関(WMO)は23日、アジアは昨年、気候関連の災害によって世界で最も大きな被害を受けた地域であり、洪水と暴風雨により最も多くの死傷者を出したとする報告書を公表した。写真は2023年6月、インドのグジャラート州で撮影(2024年 ロイター/Francis Mascarenhas)

[ジュネーブ 23日 ロイター] - 国連の専門機関、世界気象機関(WMO)は23日、アジアは昨年、気候関連の災害によって世界で最も大きな被害を受けた地域であり、洪水と暴風雨により最も多くの死傷者を出したとする報告書を公表した。

報告書によると、2023年にアジアで報告された水文気象現象に関連する災害は79件。このうち80%以上が洪水と暴風雨によるもので、2000人以上の死者を出した。

WMOのサウロ事務局長は「この地域の多くの国々は23年に記録的な暑さを経験した。干ばつや熱波、洪水、暴風雨など、さまざまな異常気象が発生した」と指摘。

「気候変動がこうした現象の頻度と深刻さを悪化させた」とした。

WMOによると、アジアでは世界の平均を上回るスピードで温暖化が進行。昨年は、シベリア西部から中央アジア、また中国東部から日本にかけて、高い平均気温が記録された。

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