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中国のサウジ産原油輸入、1─2月は前年比26%増

ロイター / 2020年3月25日 14時18分

<description role="descRole:caption"> 3月25日、1─2月の中国のサウジアラビア産原油の輸入は前年同期比26%増、ロシア産原油の輸入は11%増だった。写真は上海のガソリンスタンドで2017年11月撮影(2020年 ロイター/Aly Song) </description>

[北京/シンガポール 25日 ロイター] - 1─2月の中国のサウジアラビア産原油の輸入は前年同期比26%増、ロシア産原油の輸入は11%増だった。

中国税関総署が25日公表した統計を基にロイターが算出した。

今月発表の速報値によると、1ー2月の中国の原油輸入は前年同期比5.2%増の日量1047万バレル。製油所は、春節休暇の前に原油在庫を増やすことが多い。今年の春節休暇は1月下旬だった。

1─2月に輸入した原油は、新型コロナウイルスの感染拡大前に発注された。

リフィニティブ・オイル・リサーチによると、3月に到着する原油は日量1000万バレル前後とみられ、前年同期の日量926万バレルを上回る見通し。

製油所は新型コロナの感染拡大に伴う需要の減少で操業の縮小を迫られているが、原油安が進んだことを受けて大量の原油を購入したとみられる。

米国産原油の輸入はゼロだった。昨年は米中貿易戦争で米国産原油の輸入が減少したが、その後、中国政府が3月初旬から関税の免除を開始したため、年内に輸入が増える公算が大きい。

ベネズエラ産原油の輸入も4カ月連続でゼロだった。米国の対ベネズエラ制裁が背景。

イラン産原油の輸入は前年比81%減。米国の対イラン制裁が背景にあるとみられる。

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