原油先物は上昇に転じる、ロックダウン解除で需要増に期待
ロイター / 2020年5月25日 17時2分
原油先物価格は5月25日、下落している。中国政府による域内の統制を強める「香港国家安全法」を巡り、米中の対立激化を警戒し、売りが優勢となっている。写真はテキサス州にあるシェール油田。18日撮影(2020年 ロイター/Jennifer Hiller)
[東京 25日 ロイター] - 原油先物価格は25日アジア市場の午後の取引で、序盤の下落から反転上昇した。世界各国がロックダウン(都市封鎖)の解除に動いたことで、燃料需要が回復するとの期待が背景。
シンガポール、ロンドン、ニューヨークの各市場が祝日で休場となるため、取引は閑散。
0636GMT(日本時間午後3時36分)時点で、ブレント先物価格は0.06ドル(0.2%)高の1バレル=35.19ドル。米原油先物
CMCマーケッツ(シドニー)のチーフストラテジスト、マイケル・マッカーシー氏は「原油市場はロックダウン緩和のもたらす可能性に焦点を当てている」と指摘した。
取引は薄く、上値は米中の対立激化懸念に抑制される見通し。
両国関係は新型コロナウイルスの感染が拡大して以降、悪化の一途をたどっている。感染情報隠ぺいなどを巡る両首脳による非難の応酬に加え、「香港国家安全法」や人権問題、通商問題、米による台湾への肩入れなどが争点となっている。
*内容を追加しました。
この記事に関連するニュース
ランキング
-
1氷点下のソウルで大統領拘束、「尹錫悦を守る」叫んだ支援者「ああ」とため息…「終わった」歓声も
読売新聞 / 2025年1月15日 13時27分
-
2拘束の韓国大統領が談話「残念ながらこの国の法はすべて崩れた」「流血を防ぐため応じた」
読売新聞 / 2025年1月15日 11時52分
-
3ウクライナ軍、軍事施設に「最大規模」の攻撃…ロシア「見過ごされることない」と報復宣言
読売新聞 / 2025年1月15日 14時8分
-
4アサド政権崩壊で、もうシリア難民に保護は不要?...強制送還を求める声に各国政府の反応は?
ニューズウィーク日本版 / 2025年1月15日 14時17分
-
5世界の軍事力ランキングで韓国5位、北朝鮮34位、日本は?=韓国ネット「意味ない」「実際に戦ったら…」
Record China / 2025年1月15日 10時0分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください