韓国大統領、合同捜査本部の2度目の出頭要請拒否 批判高まる

１２月２５日、韓国の尹錫悦大統領は非常戒厳宣言を巡って尹氏を内乱などの容疑で捜査している合同捜査本部の２度目の出頭要請に応じなかった。１２日撮影。大統領府提供（２０２４年　ロイター）

Minwoo Park

[果川（韓国） ２５日 ロイター] - 韓国の尹錫悦大統領は２５日、非常戒厳宣言を巡って尹氏を内乱などの容疑で捜査している合同捜査本部の２度目の出頭要請に応じなかった。

２５日午前１０時（日本時間同）に出頭するよう求めていたが、これまでのところ尹氏は姿を現していない。合同捜査本部は先週、１度目の出頭要請を行ったが、尹氏は応じなかった。

聯合ニュースによると、捜査本部の関係者は、２５日中は尹氏を待つとし、逮捕状を請求する前にさらに検討する必要があると指摘した。

尹氏は、１５日にも検察当局から出頭を求められたが、これも拒否している。

出頭を拒み続ける尹氏には批判の声が強まっており、野党からは証拠隠滅の可能性を理由に逮捕を求める声が上がっている。