米フォード、北米一部工場を4月に再開 手元流動性確保へ
ロイター / 2020年3月27日 0時55分
米自動車大手フォード・モーターは26日、手元流動性確保に向けた措置の一環として、新型コロナウイルスの感染拡大を受け操業を停止している北米の一部工場を4月6日にも再開すると発表した。カリフォルニア州カールスバッドで2014年11月撮影(2020年 ロイター/Mike Blake)
[デトロイト 26日 ロイター] - 米自動車大手フォード・モーター
ジム・ハケット最高経営責任者(CEO)は26日朝に送付した社員宛ての電子メールで「大規模で幅広い措置を打ち出した。新型ウイルスの感染拡大による影響をフォードが乗り切るために十分な財政的な柔軟性が得られることを望んでいる」とした。
フォードは流動性確保に向けた措置の一環として、主要工場の稼働を再開し、フルサイズピックアップトラック「F─150」のほか、SUV(スポーツ用多目的車)などを製造する。
このほか、約300人の幹部の給与を5月1日から少なくとも5カ月間にわたり20─50%削減する。ハケットCEO自身は50%削減。フォードは新型ウイルスによる危機的な状況の中でのレイオフ実施を避けることを目標としているが、予想を超える深刻な影響を受けた場合は方針を変えざるを得なくなる恐れがあると述べた。
米国ではゼネラル・モーターズ(GM)
GMの広報担当者は「状況は流動的で、現時点では稼働再開の日程は決まっていない」と述べた。FCAの広報担当者は、情勢を見極めているとしている。
このほか、ホンダ<7267.T>はこの日、米国とカナダの工場の操業停止を4月6日まで延長すると明らかにした。その後は再開するとしている。操業停止の期限は従来は3月30日だった。
この記事に関連するニュース
-
カンボジアの自動車産業、車両組立工場の設立が増加(カンボジア)
ジェトロ・ビジネス短信 / 2024年5月2日 0時20分
-
米GM、コロンビアとエクアドルで工場閉鎖 次世代車への移行で
ロイター / 2024年4月29日 12時48分
-
トヨタ堤工場、2週間生産停止の真相、『プリウス』後席ドア不具合で13万台超リコール[新聞ウォッチ]
レスポンス / 2024年4月18日 8時53分
-
TSMCは台湾の花蓮地震後に迅速な回復で顧客流出を回避、台湾メディア報道
マイナビニュース / 2024年4月11日 21時13分
ランキング
-
1日本の名目GDP、2025年にインドに抜かれ世界5位へ…円安でドル換算が目減り
読売新聞 / 2024年5月5日 18時59分
-
2アングル:インドIT企業、地方都市へ相次ぎ進出 人材確保やコスト削減狙い
ロイター / 2024年5月6日 8時3分
-
3低所得国支援に1620億円 鈴木財務相、ADB総会誘致表明
共同通信 / 2024年5月5日 22時51分
-
4相鉄線「屈指の閑散駅」ついに一新へ! 大幅イメチェン&新改札も 完成時期は?
乗りものニュース / 2024年5月4日 8時42分
-
5大手損保が断ち切れない代理店への過剰な忖度 いまだ横行する「社員代行」「テリトリー制」
東洋経済オンライン / 2024年5月3日 7時0分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください