孤立主義は健全ではない=台湾でヘイリー元米国連大使
ロイター / 2024年8月26日 9時33分
米共和党のニッキー・ヘイリー元国連大使は8月24日、訪問先の台湾で記者団に対して、孤立主義は健全ではなく、共和党は米国と同盟関係にある国・地域を支持すべきであり、特に中国と対峙する場合はそのような姿勢を採る必要があると述べた。21日、台北で撮影(2024年 ロイター/Ann Wang)
[台北 24日 ロイター] - 米共和党のニッキー・ヘイリー元国連大使は24日、訪問先の台湾で記者団に対して、孤立主義は健全ではなく、共和党は米国と同盟関係にある国・地域を支持すべきであり、特に中国と対峙する場合はそのような姿勢を採る必要があると述べた。
ヘイリー氏はトランプ氏と共和党の大統領候補指名を争い、選挙活動中にはトランプ氏は職にふさわしくないなどと批判していた。しかし候補指名獲得争いで敗れ、支持に転じた。トランプ氏が大統領に返り咲けば米国が孤立主義に向かうのではないかとの懸念が高まっている。
ヘイリー氏は台湾、ウクライナ、イスラエルを支持することは重要だと発言。「孤立主義的なアプローチは健全ではない。米国が泡の内部にいて、(外部の)影響を受けないとは絶対に思えない」と述べた。また「私は共和党が自由について語り、同盟国・地域を支持し、全世界で力強さを示すことを望んでいる。われわれは共産党政権の中国、ロシア、イラン、北朝鮮が勝利することを望まない」とも述べた。
トランプ氏は7月、「台湾は米国に防衛費を支払うべきだ」と述べた。また、台湾は米国から半導体ビジネスを奪ったとも主張した。
この記事に関連するニュース
-
米国防長官候補、「中国は脅威の中心的存在」…日本など同盟国との連携重視する姿勢
読売新聞 / 2025年1月15日 13時0分
-
米議会がトランプ政権の人事審査開始 国防長官候補「同盟国や友好国と中国の侵略抑止」
産経ニュース / 2025年1月15日 11時19分
-
離任のエマニュエル大使、中国は「独裁者の枢軸」の一角
AFPBB News / 2025年1月11日 10時55分
-
トランプは拘置所で“歴代の大統領初”マグショットを撮られ…その前日に起きたこと
文春オンライン / 2025年1月9日 6時0分
-
トランプ米次期大統領、駐日大使に実業家のグラス氏指名(米国、日本)
ジェトロ・ビジネス短信 / 2024年12月18日 10時0分
ランキング
-
1氷点下のソウルで大統領拘束、「尹錫悦を守る」叫んだ支援者「ああ」とため息…「終わった」歓声も
読売新聞 / 2025年1月15日 13時27分
-
2拘束の韓国大統領が談話「残念ながらこの国の法はすべて崩れた」「流血を防ぐため応じた」
読売新聞 / 2025年1月15日 11時52分
-
3ウクライナ軍、軍事施設に「最大規模」の攻撃…ロシア「見過ごされることない」と報復宣言
読売新聞 / 2025年1月15日 14時8分
-
4アサド政権崩壊で、もうシリア難民に保護は不要?...強制送還を求める声に各国政府の反応は?
ニューズウィーク日本版 / 2025年1月15日 14時17分
-
5世界の軍事力ランキングで韓国5位、北朝鮮34位、日本は?=韓国ネット「意味ない」「実際に戦ったら…」
Record China / 2025年1月15日 10時0分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください