中国人民銀行、MLFで3000億元供給 金利2.30%で変わらず
ロイター / 2024年8月26日 12時41分
[上海 26日 ロイター] - 中国人民銀行(中央銀行)は26日、期間1年の中期貸出ファシリティー(MLF)を通じて金融機関に3000億元(421億1000万ドル)を供給したと発表した。
金利は2.30%で変わらず。
また、期間7日のリバースレポを通じて4710億元を供給した。金利は1.70%で変わらずだった。
市場では中国経済が低迷する中、追加緩和観測が強まっている。
OCBC銀行の為替・金利戦略責任者フランスシス・チェン氏は「今日の結果を受けて近く預金準備率が引き下げられるとの観測が強まる」とし「米金利が一段と低下する中、(中国の)利下げ観測が再燃する可能性がある」と述べた。
人民銀行はオンライン上で声明を発表し、この日のリバースレポについて「月末の銀行システムの流動性を適度に潤沢に維持する」ことが狙いだと述べた。
今月は4010億元のMLF融資が期限を迎えていたが、人民銀行はロールオーバーを26日に延期すると表明していた。
市場関係者は、ロールオーバーの延期と先月の一連の主要金利引き下げについて、人民銀行が金融政策の枠組みを変え、市場を誘導する主要なシグナルを短期金利に変更したと分析している。
OCBCのチェン氏は5年物国債と30年物国債、2年物国債と30年物国債の利回り格差がスティープ化すると予想した。
人民銀行の潘功勝総裁は24日、景気支援型の金融政策を堅持すると表明。与信の適度な伸びを誘導し、国内経済を支援する方針を示した。
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