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仏大統領、テレグラムCEO逮捕に政治的動機ないと強調

ロイター / 2024年8月27日 7時31分

 8月26日、フランスのマクロン大統領は、同国警察がメッセージアプリ「テレグラム」創業者兼最高経営責任者(CEO)のパベル・ドゥーロフ氏(写真)を逮捕したことについて、政治的動機ではないと強調した。バルセロナで2023年2月撮影(2024年 ロイター/Albert Gea)

Layli Foroudi Tassilo Hummel

[パリ 26日 ロイター] - フランスのマクロン大統領は26日、同国警察がメッセージアプリ「テレグラム」創業者兼最高経営責任者(CEO)のパベル・ドゥーロフ氏を逮捕したことについて、政治的動機ではないと強調した。

マクロン氏はXへの投稿で「フランス国内におけるテレグラムのトップ逮捕は進行中の刑事捜査の一環で、政治的な判断は一切なく、司法の決定によるものだ」と記した。

その後パリ検察当局のローレ・ベクオー検察官は、サイバー犯罪取り締まり部門が7月8日に開始した捜査の一環としてドゥーロフ氏を逮捕したと明らかにした。

捜査は、テレグラム上で麻薬売買や児童ポルノ、詐欺などのさまざまな犯罪を許容し、当局への情報提供を拒否したことなどに関与した疑いで進められている。

検察によると、ドゥーロフ氏は28日まで拘束される可能性がある。

ドゥーロフ氏逮捕は各方面に波紋を広げている。Xを所有する実業家イーロン・マスク氏は欧州における言論の自由が攻撃されていると批判。ロシア政府はフランス側に、拘束されているドゥーロフ氏に相応の権利を認めるよう求めた。

同氏はロシア出身で、フランスとアラブ首長国連邦(UAE)の二重国籍を取得していることから、UAEの外務省もフランス政府に対して、必要な領事による手助けを受け入れてほしいと要請した。

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