米年末商戦、小売売上高昨年上回る ネット販売好調=マスターカード
ロイター / 2024年12月27日 0時50分
クレジットカード大手マスターカードが発表したデータによると、今年の米年末商戦(11月1日─12月24日)は小売売上高が3.8%増と、昨年(3.1%増)を上回った。写真は9日、ニューヨークで撮影(2024年 ロイター/Kent Edwards)
Savyata Mishra
[26日 ロイター] - クレジットカード大手マスターカードが発表したデータによると、今年の米年末商戦(11月1日─12月24日)は小売売上高が3.8%増と、昨年(3.1%増)を上回った。小売業者にとって厳しい年末商戦になると予想されていた中、積極的な販売促進策が消費者の駆け込み購入を後押しした。
マスターカードは9月、今年の米年末商戦の小売売上高が3.2%増加すると予測していた。
オンラインの売上高は6.7%増。アパレル部門の堅調な需要が追い風となった。昨年は6.3%増だった。
今月初めの支出データによると、米小売り大手ウォルマートとネット通販大手アマゾン・ドットコムは、11月下旬の感謝祭翌日の「ブラックフライデー」と、それに続くオンラインセール「サイバーマンデー」で記録的な売上を記録。一方、小売り大手ターゲットや家電量販大手ベストバイは苦戦を強いられた。
マスターカードのデータでは、レストランでの支出は前年比で6.3%増になった。ギフト商品の売上高も昨年を上回り、衣料品、宝飾品、電子機器はそれぞれ3.6%、4%、3.7%増加した。
消費者は価格を重視しており、値引き商品を求めて実店舗とオンラインプラットフォームの両方で買い物をしているとマスターカードは説明している。
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