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独業界団体、来年に悲観的 生産や雇用の減少予想=調査

ロイター / 2024年12月27日 18時21分

12月27日、ドイツ経済研究所(IW)が発表した国内業界団体への調査によると、現状が1年前より悪いとみており、来年についても悲観的な見方を崩していない。フランクフルトで2021年10月撮影(2024年 ロイター/Kai Pfaffenbach)

[ベルリン 27日 ロイター] - ドイツ経済研究所(IW)が27日発表した国内業界団体への調査によると、現状が1年前より悪いとみており、来年についても悲観的な見方を崩していない。

IWのミヒャエル・ヒューター所長は「ドイツ経済は2025年も軌道に乗らないだろう」と述べた。

調査によると、49団体のうち31団体が現在の状況が23年より悪いと評価した。20団体が来年の生産が減少すると予想し、増加を予想したのは16団体にとどまった。

IWは、過剰な官僚主義に加え、エネルギー、労働力、原材料のコスト高が圧迫し、企業の国際競争力を削ぎ、不透明な世界情勢が輸出を妨げ、国内では政治の混乱が投資の足かせになっていると指摘した。

調査では、半数が加入企業の雇用が来年減少すると予想。増加を予想したのはわずか7団体だった。IWは鉄鋼業、機械工学、建設業などで雇用が減少する可能性が高いと指摘した。

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