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ロールス・ロイスを投機的等級に格下げ=ムーディーズ

ロイター / 2020年7月27日 19時9分

 7月27日、米格付け会社ムーディーズは英航空機エンジン大手ロールス・ロイス<RR.L>の長期格付け(シニア、無担保)を投機的等級に引き下げた。写真は航空機のエンジン。2019年11月、フランスのトゥールーズで撮影(2020年 ロイター/Regis Duvignau)

[ロンドン 27日 ロイター] - 米格付け会社ムーディーズは27日、英航空機エンジン大手ロールス・ロイス の長期格付け(シニア、無担保)を投機的等級に引き下げた。取引先である航空業界の業績が低迷しており、今後さらに悪化する恐れがあるとしている。

Baa3からBa2に2段階引き下げた。格付け見通しは「ネガティブ」。

0827GMT(日本時間午後5時27分)現在、ロールス・ロイス株は5.7%安の253ペンス。

ロールス・ロイスのウォーレン・イースト最高経営責任者(CEO)は23日、財務強化に向けた選択肢を検討しているが、まだ決定には至っていないと述べた。

英国の複数のメディアは26日、同社が資金調達のため、ITPエアロ部門の売却を検討していると報じた。同部門は戦闘機「タイフーン」の部品を製造している。

ただロールス・ロイスの広報は、様々な選択肢を検討しているとし「当社の現在の財務状況と流動性状況は引き続き良好だ」と述べた。

同社は今月、上半期にキャッシュフローが減少したものの、依然として81億ポンド(104億ドル)の手元資金があると表明している。

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