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バーレ、24年の鉄鉱石産出量は6年ぶり高水準 前年比2%増

ロイター / 2025年1月29日 13時7分

 ブラジルの資源世界大手バーレは28日、2024年の鉄鉱石産出量が前年比2%増の3億2800万トン弱と18年以来、6年ぶりの高水準になったと発表した。バーレロゴの資料写真(2025年 ロイター/Washington Alves)

Andre Romani

[サンパウロ/リオデジャネイロ 28日 ロイター] - ブラジルの資源世界大手バーレは28日、2024年の鉄鉱石産出量が前年比2%増の3億2800万トン弱と18年以来、6年ぶりの高水準になったと発表した。25年の産出量は3億2500万―3億3500万トンになると予想している。

一方、24年第4・四半期の鉄鉱石産出量は前年同期比4.6%減の8530万トンとなった。利益率が高い製品の供給を優先したのが要因。

第4・四半期の鉄鉱石販売量は約10%減の8120万トン。高シリカ製品の販売削減を決定したのが販売減の要因となった。

BTGパクチュアルのアナリストらは、鉄鉱石販売量の減少が今回の発表内容の主なハイライトだと指摘。レオナルド・コレア、マルセロ・アラジ両氏は顧客向けのメモで「バーレは鉄鉱石価格と製品ミックスを守るために繊細な決定を下している」と記した。

バーレの鉄鉱石の平均価格は第4・四半期に1トン当たり約93ドルとなり、前年同期より約21%下落。前期(第3・四半期)と比べると3%弱上がった。

一方、バーレの第4・四半期の銅生産量は前年同期比3%弱増の10万1800トンだった。同社によると、ブラジルのサロボ鉱山とカナダのサドバリー鉱山の稼働、およびカナダのボイジーズ・ベイ鉱床での増産が寄与した。銅販売量は1.5%増の9万9000トン。

第4・四半期のニッケル生産量は約1%増の4万5500トンとなり、オンカプーマ鉱山とサドバリー、ボイジーズ・ベイでの生産拡大が貢献した。ニッケル販売量は2%弱減の4万7100トンだった。

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