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7月完全失業率は2.7%に悪化、有効求人倍率1.24倍で前月から上昇

ロイター / 2024年8月30日 9時3分

 総務省が8月30日発表した7月の完全失業率(季節調整値)は2.7%で、前月(2.5%)から0.2ポイント上昇した。2021年1月、都内で撮影(2024年 ロイター/Kim Kyung-Hoon)

Takaya Yamaguchi

[東京 30日 ロイター] - 総務省が30日発表した7月の完全失業率(季節調整値)は2.7%で、前月(2.5%)から0.2ポイント上昇した。一方、厚生労働省が発表した7月の有効求人倍率(季節調整値)は1.24倍で、前月から上昇した。

完全失業率は、ロイターの事前予測調査で2.5%が予想されていた。実際の失業率は予想を上回った。有効求人倍率は、事前予測で1.23倍が見込まれていた。

総務省によると、7月の就業者数は季節調整値で6766万人と、前月に比べて20万人減少。完全失業者数は、前月に比べて11万人増加し187万人だった。

厚生労働省によると、7月の有効求人数は前月に比べて0.3%減。製造業や建設業など人手不足ではあるものの、原材料や光熱費の上昇が重荷となり求人を手控える傾向が続いている。

有効求職者数(同)は0.9%減だった。企業の賃上げの動きもあり、現在の職から転職を様子見する動きもあるいう。

有効求人倍率は、仕事を探している求職者1人当たり企業から何件の求人があるかを示す。今回は有効求人者数より有効求職者数の減少が大きかったため、有効求人倍率は上昇した。

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