バングラデシュ学生デモの死者1000人超、7月の暴動以降
ロイター / 2024年8月30日 9時24分
バングラデシュ暫定政権の保健省を率いるヌルジャハン・ベグム氏は8月29日、先月に広がった反政府デモ中の暴動で1000人以上が死亡し、1971年の独立以降で最悪の事態になったと述べた。8日、ダッカで撮影(2024年 ロイター/Fatima Tuj Johora)
[ダッカ 29日 ロイター] - バングラデシュ暫定政権の保健省を率いるヌルジャハン・ベグム氏は29日、先月に広がった反政府デモ中の暴動で1000人以上が死亡し、1971年の独立以降で最悪の事態になったと述べた。
暴動は公務員採用の優遇枠に反対する学生主導の運動中に発生。後にハシナ首相に対する抗議に発展し、ハシナ氏は8月5日、数百人のデモ隊が首相公邸を襲撃する直前に辞任し、インドに逃亡した。
その後数日は暴動が続いたが、前政権に代わりノーベル平和賞受賞者のムハマド・ユヌス氏が首席顧問を務める暫定政権が発足し、沈静化した。
ベグム氏は「1000人以上が死亡し、400人以上の学生が視力を失った」と明らかにした。
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