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原油先物ほぼ横ばい、中東の供給懸念も需要低迷を警戒

ロイター / 2024年8月30日 11時15分

アジア時間序盤の原油先物はほぼ横ばい。中東などの供給を懸念する一方、需要低迷の兆候にも警戒感が出ている。写真は2024年6月、フランスのトリゲールで撮影(2024年 ロイター/Benoit Tessier)

[30日 ロイター] - アジア時間序盤の原油先物はほぼ横ばい。中東などの供給を懸念する一方、需要低迷の兆候にも警戒感が出ている。

0033GMT(日本時間午前9時33分)時点で、北海ブレント先物は30日が期日の10月限が横ばい、より取引が多い11月限は0.07ドル(0.09%)安の1バレル=78.75ドル。米WTI先物は0.11ドル(0.14%)安の75.80ドル。

政治対立が続くリビアでは油田の操業停止が拡大。ロイターの試算によると、29日時点で産油量は日量約70万バレル減と通常の半分以下に減少し、複数の港で石油輸出も停止した。

イラクも生産減少が見込まれる。関係筋によると、7月の産油量が石油輸出国機構(OPEC)と非加盟産油国で構成する「OPECプラス」と合意した枠を超えたことを受け、9月は日量385万─390万バレルに削減する計画という。

ただ、原油価格は月間では2カ月連続で下落する見通し。ANZのアナリストは「2025年の需給バランスが軟調とみられる中、市場は中期的な見通しを懸念している」と指摘。「OPECは価格上昇を望むなら自主減産の段階的縮小を遅らせるしかない」と述べた。

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