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午後3時のドルは144円後半で売買交錯、短期筋が売買手控え

ロイター / 2024年8月30日 15時52分

 8月30日、午後3時のドル/円は、前日ニューヨーク市場の終盤と変わらずの144円後半で取引されている。写真は米ドル紙幣。2022年7月撮影(2024年 ロイター/Dado Ruvic)

Shinji Kitamura

[東京 30日 ロイター] -

午後3時のドル/円は、前日ニューヨーク市場の終盤と変わらずの144円後半で取引されている。午前に144円半ばまで軟化する場面もあったが、手掛かり難の下で値動きは限られた。市場ではきょう発表の米個人消費支出(PCE)価格指数に関心を寄せる声が上がっている。

ドルは朝方の高値145円前半から、実需と見られる向きの売りにいったん下落したが、昼前には144円後半へ持ち直した。

市場では「8月は特に各市場が大きく変動し、ファンド勢などの短期筋は、動きを読み違えて損失を抱えたところが少なくなかった。そうした向きが手を出しづらい状況となっている」(外銀幹部)ことが、売買の手控えムードにつながっているとの指摘が出ていた。

主要通貨が全般小動きとなる中、豪ドルは98円半ばから前半へ一時じり安となった。7月小売売上高が予想を下回ったことが手掛かりとなったが、豪金利先物市場が織り込む11月の利下げ確率は4割前後で大きな変化はなく、その後98円半ばへ切り返した。

ドル/円 ユーロ/ドル ユーロ/円

午後3時現在 144.86/144.87 1.1075/1.1077 160.46/160.47

午前9時現在 144.89/144.90 1.1080/1.1081 160.53/160.55

NY午後5時 144.98/144.99 1.1078/1.1079 160.60/160.63

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