ステランティス、通年の利益率予想引き下げ 競争激化やコスト増で
ロイター / 2024年9月30日 17時34分
9月30日、 欧米自動車大手ステランティスは通年の業績見通しを下方修正し、業界の状況悪化、米事業の見直しに伴うコスト増、電気自動車(EV)を巡る中国メーカーとの競争などを理由に挙げた。写真は同社のロゴ。仏ランス近郊で20日撮影(2024年 ロイター/Stephane Mahe)
Makini Brice
[パリ 30日 ロイター] - 欧米自動車大手ステランティスは30日、通年の業績見通しを下方修正し、業界の状況悪化、米事業の見直しに伴うコスト増、電気自動車(EV)を巡る中国メーカーとの競争などを理由に挙げた。
業界全体の供給増加や中国メーカーとの競争激化により、競争環境がより厳しくなったと指摘した。
独BMW、メルセデス、フォルクスワーゲン (VW)も数日前に見通しを下方修正している。
ステランティスは調整後の営業利益率予想を従来の「2桁」から5.5%─7.0%に引き下げた。
米国での在庫水準の正常化を早めたことや、ほとんどの地域で下半期の販売台数が予想を下回る見通しとなったことが要因と説明した。
また黒字を予想していたフリーキャッシュフローについて、今年中に50億─100億ユーロ(55億8000万ドル─111億7000万ドル)のキャッシュを使い果たすとした。
ステランティスはディーラー在庫を33万台以下にするという目標を2024年末に前倒しした。
このため、下半期の北米向け出荷台数を前年同期比20万台以上削減する。削減幅は従来予想の2倍となる。24年型以前の車種についてはインセンティブを引き上げ、生産性向上に投資する。
この記事に関連するニュース
ランキング
-
1バンダイの玩具、小さな人形外れ誤飲の恐れ…「ベビラボ アンパンマン なかよしコンサート」自主回収
読売新聞 / 2024年10月2日 17時23分
-
2「相続時に揉めやすいことランキング」発表!「分配をめぐり」「遺言書がない……」経験者語る、相続がもめたワケ
Finasee / 2024年10月2日 16時0分
-
3「うまい棒」だけじゃなく… “値上げの波”駄菓子にも
日テレNEWS NNN / 2024年10月2日 19時12分
-
4石破首相の経済政策「非常に妥当」=最賃引き上げ、安全網必要―経団連会長
時事通信 / 2024年10月2日 20時20分
-
5石破首相“追加利上げの環境にあると考えていない” 発言直後に50銭ほど急速に円安に進む
日テレNEWS NNN / 2024年10月2日 20時45分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください