米債務上限問題、バイデン政権下で対処を トランプ氏要求
ロイター / 2024年12月30日 10時23分
トランプ次期米大統領(写真)は12月29日、2023年に当時のマッカーシー下院議長(共和党)とバイデン大統領が合意した連邦債務上限の一時停止を批判した。22日、アリゾナ州フェニックスで撮影(2024年 ロイター/Cheney Orr)
[ワシントン 29日 ロイター] - トランプ次期米大統領は29日、2023年に当時のマッカーシー下院議長(共和党)とバイデン大統領が合意した連邦債務上限の一時停止を批判した。その上で、債務上限問題にバイデン政権下で対処するよう要求した。
23年の合意で議会は25年1月1日まで債務上限を停止した。財務省は期限以降も数カ月は支払いを継続できるが、議会は25年半ばにも債務上限問題への対応が必要になる。
トランプ氏は「前下院議長による債務上限延長はここ数年で最も愚かな政治的決定の一つとして歴史に残るだろう」と「トゥルース・ソーシャル」に投稿。
「民主党はこの危険な問題について、6月ではなくバイデン政権下の現時点で採決を強いられなければならない」とし、「この潜在的な惨事の責任は共和党ではなく民主党にある!」と書き込んだ。
ただ、来年1月3日からの新議会では共和党が上下院で多数派を占めるため、債務上限の引き上げまたは撤廃を法制化するには少なくとも一部の共和党議員の賛成が必要になる。
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