英ロイズ銀、国内136支店閉鎖へ 顧客のオンライン移行受け

　１月２９日、英ロイズ銀行グループは、顧客のオンラインバンキング移行に伴い、英国内の１３６支店を閉鎖すると発表した。写真は、ロイズ銀行ロンドン支店前を歩く人ら。１月１７日、ロンドンで撮影（２０２５年　ロイター/Isabel Infantes）

[２９日 ロイター] - 英ロイズ銀行グループは２９日、顧客のオンラインバンキング移行に伴い、英国内の１３６支店を閉鎖すると発表した。人員削減は行わず、影響を受ける従業員には別の支店または事業内での役割を提供するという。

具体的には、２０２５年５月から２６年３月の期間に、ロイズの６１支店とハリファックスの６１支店、スコットランド銀行の１４支店を閉鎖する。

ロイズは、コロナ禍に消費者がモバイルバンキングに切り替えたことから業界全体で店舗営業を削減する動きが出たのを受け、過去数年でイングランド全土とウェールズの一部で複数の支店を閉鎖。２４年には支店全体の取引が前年から１０００万件減少したと明らかにした。