兵庫県知事選に元官僚の中村稔氏立候補へ 県議会最大会派の自民が支援検討

　兵庫県知事選挙に、元官僚の中村稔さんが立候補する意向を示しました。

　中村さんは１９６２年生まれの６２歳で、灘高から東大に進み現在の経済産業省に入省、２００６年に兵庫県に出向し産業労働部長も務めました。

　中村さんは１日、兵庫県議会の最大会派・自民党県議団と面談し、今後、自民は中村さんの支援について検討する方針です。

（中村稔氏）「（Ｑ．自民の推薦求める？）ぜひともご支援いただきたいのですが、支援ないからやめたというかというと、そんなふらふらした思いではありません」

　１１月１７日投開票の兵庫県知事選には、斎藤元彦前知事が立候補する意向を表明しているほか、共産党が医師で無所属の大沢芳清さんの推薦を決めていて、前尼崎市長の稲村和美さんも出馬の意向を固めています。